ぷち!旅こう!2日目。

 

無料の朝食が7時から9時まで用意されていたから8時半頃に行って食べた。朝ご飯を食べるのは久しぶりだった。理由は朝ご飯を食べる時間に起きていなかった生活だったから、それから朝が早くて朝ご飯を食べる暇がない生活に変わったから。最近は朝ご飯をゆっくり食べれる生活がしたいと思っていたから、やっぱり朝ご飯はいい!となった。少しでいいやと思っていたけどご飯と味噌汁、その他おかずをおかわりするほど沢山食べて最後にはフルーツポンチまで取りに行った。その後は部屋に戻って清掃をやってもらうかを散々迷っていたら寝ていた。起きた頃には清掃の時間は終わっていたから自動的に迷いは解消された。少し後悔したようなもうどうでもいいかと思うような、小さなことで悩んで迷って決断ができない性格はなかなか直らない。

ホテルにいても寝てるだけになりそうだし、外に出るかーと思って支度をした。昨日で海鮮は飽きたし適当に3軒行きたいお店を決めて外に出た。静かで澄んだ空気だったからイヤホンをつけるのをやめて駅の方へ出た。

お目当てのソフトクリームを食べて、海へ行こうと思ったが喫茶店へ向かうことにした。谷崎潤一郎三島由紀夫といった文豪が愛したというのだから行くしかない!と思ったが閉店まであと1時間!この旅では走らない!と決めていたが走ったよ。そりゃ今は走る時だわ。学生時代は毎日走り込んでいたわけだしむしろ私が走らないでどうする?!と思いながら走った。予想よりも早く着いて50分は滞在できた。美味しかった。昭和25年からあるハンバーガーは優しくてほっとした。

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店を出てからはサンビーチへ向かった。

海岸では遊んだ。恥ずかしいから何をしたかは割愛!

砂浜を歩いていて、ふと後ろを振り返ったら足跡がついていた。歩いてきた道には足跡がつくけどまだ歩いていない先には足跡がついていないことに当たり前だけど気がついた。


雨が降っていなかったらもう少しはしゃいだかもしれないけど、小雨が降っていたので年相応っぽい感じで海沿いを歩いた。

海なんて久しぶりだと思ったけど意外と行ってたわ。半年しか通わなかった大学ではサーフィン部に入っていた。入学式からこの大学は辞めるな、と思っていたから新歓もやる気がなく、自由で居てもいなくても分からないようなサーフィン部に入った。サーフィンは3回やりに行った。元々スポーツは好きだったからサーフィンも好きになった。だけど、言った通りこの部にも長く居る気はなかったから如何にもテキトーだった。もし本来入りたかったテニス部に入っていたら大学をもう少しは楽しめていたかもしれない。でも、うん、私は違う。あそこは違う。わがままでも知らない。あの大学は違う。自分の信じられる道を歩いていたいってブチャラティが言ってたし。

この後もふらふらお店に入ったりして熱海を満喫した。

夜ご飯はお腹いっぱいだったが、だからこそそんなに頼まないかーと思って少し高めのいいお店に入った。

家を出る時に「熱海に1人で行ってきます」と置き手紙をしたら「美味しいものを食べて下さい」とメールが来たから贅沢をしてやろうと思えたのが決め手だ。

思いの外美味しくて割と長いこと一人で飲んだり食べたりしていたら、親方?店主?大将?が「観光ですか?」と言った。客は自分しかいないから私に話しかけているのか!と思って顔を上げた。(平日の熱海はめちゃくちゃ空いている!)人と話すのは嫌いじゃない。どちらかと言えば好きかもしれない。だけど今の私は質問が苦手だ。「学生さんですか?」「は、はい。、」質問にはどもってしまう。話を広げたり質問を返したりするのは得意な方なはずだ。でも今の私は自分が何なのかよくわからなくて、明確な地位があってもその立場が嫌いで上手く答えられない。これが大っ嫌いだ。学生だと答えて(一応、嘘ではないから)天気の話だとか、今日はどこを回ったとか、そんな私にはあまり関係がないことを話して会話をやめた。大将は優しげな、無駄口は叩かないタイプで私は上手く話せない自分を後悔することなく会話を終わらせることが出来た。

本当は今の自分とこれまでの自分をペラペラと話したかったような気もする。だけど、話してもしょうがないし、そんな話を聞かされてどう答えるか考えてもらうのは悪い気がして自分のことは話せなかった。もう少し酔っていれば、とも思ったが、酔っていなくてよかった。これ以上人には迷惑をかけたくない。

 


歩いて宿に着いた。妙に地理感覚がある自分天才~!とか酔っているから自分を褒めながら楽しく帰った。

 


逐一あったことを羅列するの疲れた、、これ以上は割LOVE!


明日は帰るわけだけど、1人だから浴衣をぐっちゃぐちゃにしてるの楽すぎるし、今は全部自分の時間だー!と思えたのが幸せでした。

 

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