酒とたばこと親と自分

 

禁酒すると言ってから私がもうお酒を隠れて飲み始めていることを知らないでしょう。もし飲んでいたとしても黙っているつもりですか?心配性のお母さんには絶対にバレないようにしています。私が煙草を吸っていることは気づいていますか?

私はいつもお酒を飲む時、タバコを吸う時、一口目でお母さんの顔が浮かびます。鬱陶しいので消えてください。いい子に育てないで欲しかったよ。

 


実際、私が煙草を吸っているのは親にバレているのだろうか。さすがに毎日匂いがしているし気がついているのかもしれない。1度、タバコ吸ってないよね?と聞かれた。それを否定した後には煙草の有害さを語ってきたのが2回。バレているかもしれない。でも私が否定をすればそれを信じて、疑っていたとしても信じて、証拠を見つけようとはしてこない。だから私は煙草をやめるとき、わざと家のゴミ箱に捨てようと思う。ゴミ箱から煙草が見えるように。それが今まで吸っていたかもしれないけどもう辞めたという意思表示だと気づいてくれるでしょ?そのゴミを見て親は何も言ってこないと思っている。むしろやめたんだね、と褒めてくれるかもしれない。そんな親に育てられて何が不満なんだろう。不満だ、毎日不機嫌だ。

これは全部私が悪い。私が悪いから誰のせいにしたこともないはずだよ。

「なんでこうなっちゃったんだろう」ってふっと言うと「自分のせいでしょ」と何度も言われたから、

言われなくても分かっていたけど、言われてますますそれを自覚しているから。

 

 

私は煙草を吸う度にいつやめるんだろう?と思う。この先ずっと吸っているとは思っていない。吸わないで済む日が来ると思ってる。(この溝から抜け出せると思ってしまう自分がいるんだ、ばっかみたい!)たぶん私は煙草が好きじゃない。私が思う煙草のイメージは“不幸の現れ”だ。趣向品としている人はそれでいい。だけど私は不幸と感じなくなったらやめる。悪いことがしたく無くなったらやめる。今は悪いことがしたいんだ。遅れてきた反抗期みたいに不良に憧れている。

 


暫くお酒もタバコもやめられそうにないです。

“今だけ”そんな時期なんです。